INKJET × DESIGN = TAKE!!
ごきげんいかがですか?
テイクの制作担当 インクマン ブラックでございます。
商談室をつくるにあたり最初に行いましたのは「現調」です。
現調=げんちょう、と読みます。
「現地調達」「現場調整」ではございません。
現調=現場調査・現地調査
私どもが設計や施工の仕事を承る際に、実際に現場にお伺いして行う調査のことです。
たとえば事前に図面をいただいている場合でも、
微妙にサイズが異なっていたり、思わぬところにちいさな凹凸があったり、
電気配線や照明の都合、消防法での制限があったりするものでございまして。
そのような細々としたことを確認いたします。
仕事の詳細は“現場”にあるんです!(ビシッ!…)
…というわけで、
特に大事なことは次の2つでしょうか。
1)サイズ確認
2)状況確認
道具としては
「メジャー/スケール」と「カメラ」が2大必須アイテムです。
主に1)サイズ確認で使うのがメジャー、2)状況確認で使うのがカメラです。
メジャーは広いところを一気にきちんと測るためにも、
「コンベックス」と呼ばれる目盛の部分が金属でできているタイプを使います。
私どもが日頃使っておりますものは
・JIS1級マーク付きで誤差のすくないもの
・ロック機能が付いているもの(途中で止まる)
・折れ曲がりにくいもの
・先に引っ掛ける金具があるもの…
・巻き戻すときにゆっくり巻き取るもの
は安心安全でおすすめです!
さぁ、いざ測定です。
2人がかりでの測定が理想的ですが、
ときに1人でやらなくてはならないときもありますので、
日頃の現調でどんなところで工夫をしているか…とそんなことも
先輩社員から伝授したりもしました。
今後現場に「現調行ってきました!」と張り切って出かけてきた若手スタッフが
制作担当から細かい質問をされて「あ、そこは見てきませんでした!」と
もう一度お伺いするようなことがないように。
…とはいえ、ほんとに見落としがございませんように、
幅、奥行き、高さを測るのは基本として、
梁(はり)や柱、窓、扉、間口…などを測っていきます。
最近はレーザー照射で計測ができる
レーザー測定器(通称:レーザー)を使ってるスタッフも増えてきました。
これならひとりでの計測も心配のないスグレモノです。
さて、計測の後は「状況確認」です!
特にホテルや商業施設の施工の場合には
扉や窓だけでなく、コンセントやスイッチなどの既存の設備があれば、それもチェック!
ウィンドウなどの場合は、
飛散防止シートがあらかじめ貼ってあって、
時に上からシートを貼ることができない場合もございますゆえ、
細かく確認しておきます。
テナントやポップアップ店舗施工の場合には、
オーナー様との調整も必要となりますし、
お店の運営に必要なオペレーションについても
教えていただくこともございます。
…とまぁ、現調ひとつとっても話し始めると長くなります(笑)
現調で得てきた情報がその後の制作にとても役に立ちます。
今回は社内なので、現調後は図面を微調整いたしまして
次にご紹介する工程は「墨出し」となります。
次回はインクマン シアンに語ってもらおうかと考えています。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
ごきげんよう。
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