INKJET × DESIGN = TAKE!!
まいど!テイクの制作担当 インクマン シアンやで!
テイクの制作を紐解く「なんなんシリーズ」
今回はプロジェクト報告を兼ねまして、
施工現場で大事な「墨出し」の話をしまっせ。
墨出しは「すみだし」と読みます。
設計図の図面の情報を現場に書き写していく、というとイメージしやすいやろか。
設計で考えたことを、立体的な空間に仕上げていくためには欠かせない大事な工程です。
ちなみに、なぜ「墨」出しと言うかって、
今はマーカーなども使うこともありよるけどな、
昔は言葉通り「墨」を使ってたわけやね。
なんのこっちゃと思われた方!
ときどき工事中の駅とか、ビルを通ると
マーカーで線や印、番号が書かれとることあるんやけど、
見たことおまへんか?
あとはな…
コンクリート打ちっぱなしや剥き出しの内装のお店とかで
上見上げたりすると、梁(はり)や天井に書き込みの跡があったりな。
あれが「墨出し」の名残りです。
準備する道具は
・印をつけるための「墨つぼ」や「チョークライン」「マーカー」
・レーザー光を使って水平や垂直を出す「墨出し器」
・長さをはかるためのスケール(メジャー)
・直角を確認するための差金
・水平器
などやろか。
そして墨出しをするにあたって、
いちばん最初にすることは、施工場所の「清掃」と
汚れたりすると困る場所の場合はブルーシート貼ったりの「養生」も必要やね。


そういえば幼いころのワシの思い出話、させたってください。
近所の大工さんの仕事を眺めとるのが好きやって、
特に不思議な形をした黒いものからビッと紐状のものを手で引き出しよって、
ペチン!と離すと、当たった場所に真っ直ぐな線が引かれたのを
(おぉ~~かっこえぇな!)とワクワク見とったんやけど。
思えば、あれが昔ながらの「墨出し」作業だったんやろうね。
時代が進んで今の墨出しは、メカメカしいですわ。
ミリ単位で失敗が許されんところなんで、
日頃は熟練の職人しかできん作業です。
このプロジェクトは研修なので制作部のスタッフが体験しながら
細かい注意点などを伝授していきました。
彼らのスキルアップに繋がるとええなぁと考えております。
次からいよいよ施工っぽくなりよるで。
「軽天工事」「ボード工事」と部屋を作り、
内装、仕上げへと移っていきます。
できあがりまでどうぞお付き合いください!
ながながとお読みくださり、おおきに。
ほなまた!
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